25 7月 2017

歯医者通いとそのお値段。

春先から地味ーーーーに通っていた歯医者通いがおわりました。

来月でスウェーデン在住5年にもなりますが、実はこちらで歯医者に通ったことが今までありませんでした。

日本に帰省するたびに近所の歯科医で定期検診をうける、というスタイルで通してきたんですが、年末年始に日本帰省するようになると、なんとびっくり、歯科医の予約がとれない!歯医者ブームなのか?なんであんなに予約取れないんでしょう?電話すら繋がりにくい状況です。

なのでここ2年以上検診してなかったのもあって、ずっと気になっていました。

でもスウェーデンで予約取るのとかめんどくさい〜と後回しにしていたある日。

なんだか体調がすぐれなかった時に辛ラーメンを食べたら、いきなり歯茎がぷっくりはれました。ちょっと親知らずも生えてきてることだし、このまま悪くなりそうな予感、、これは歯医者にいけ、ということかと思い近所の公立歯科医院(Folktandvården)にネット予約。

幸運なことに、近所の公立歯科医院はオープンしてからまだ日が浅く、患者が少ないのか翌日にあっさり予約をとることができました。(救急にしたからかな。)

その日は、せっかく歯科医に診てもらいましたが結局原因わからず。親知らずは問題なさそうだし、歯茎の腫れは疲れが原因じゃない?という診断結果。

レントゲンをとってもらい、診察料は430kr。(高いのか安いのかわからん)

これを機に、次回は衛生士さんによる検診(basundersökning)を予約。
これも予約はすぐとれました。

その検診のお会計は、

衛生士による検診費が、640kr
ケア(Behandling av parodontal sjukdom eller periimplantit, mindre omfattning enklareってレシートに記載されている)170kr

(レントゲンは、緊急でいったときに撮ってもらってデータがあったので、検診ではレントゲン撮らず)

で、そこから、Allmänt tandvårdsbidrag ってやつで 300krの割引。それが去年の分を繰越で使用できて、計600kr割り引かれていました。

なので合計支払額は、640+170−(300×2)で210krでした。

そこで発見された虫歯!

なので、次の歯医者の予約をすることに。

そしたら緊急性のある虫歯ではないということで、予約は2ヶ月後!

2ヶ月後の予定なんて忘れるわ!なんて思ってたけど、前日に「明日〇〇時にきてくださいね」ってSMSがきます。

そこから3ヶ月の間で3回通いました。

支払った合計は、

1回目(5月)、1,150kr(fyllning av två ytor på molar eller premolar)。
2回目(6月)、1,580kr(fyllning av tre ytor på molar eller premolar)。
3回目(7月)、395kr(fyllning av två ytor på framtand eller hörntand)

え、虫歯ありすぎじゃない。。。恥
これから歯科衛生士になろうとしてんのに大丈夫かしら。

3回目でいきなり安くなったのでびっくりしましたが、初診日から一年間のうちに支払った総額が、3,000kr以上になると、それ以上は半額になるそうです。
しかも、Allmänt tandvårdsbidragは毎年7月にリセットされるので、7月になった3回目の受診日には、新年度分のAllmänt tandvårdsbidrag の150krが割り引かれていました。

なぜ300krではなく、150krかというと、私は今年ちょうど30歳になるのです!

どういうことかというと、22歳から29歳までは毎年300krの手当。30歳から64歳までは毎年150krの手当。65歳以上は300krと。。。(参考

ややこしいけど、受付の人に保険の仕組みをきいたら丁寧に答えてくれました。

スウェーデンの歯科医は高い高いというけれど、(まぁ確かに高いけれど)一気に数千クローナ払うのではなく、毎月1,000krぐらいの出費だったので、まぁ許容範囲かな。神経とかやっちゃってる虫歯ならもっと高くなるのかな。

なにより、予約の時間からすべて1時間未満で終わるのがいい。椅子に座らされて、先生待ちーみたいな待ち時間がない。

3回とも同じ先生だったのも安心感があってよかったです。

でももう虫歯にならないように、電動歯ブラシとフロスとフッ素でめっちゃケアしてます。職場にもフッ素持っていってるし。

私はこんなに意識しているのに、歯磨きは朝夜だけ、フッ素もフロスも使用してないパトなんて虫歯ゼロ。彼の歯並びの良さか、唾液の殺菌力が高いのか。。。不公平だなぁと思います。

次の検診は3月。
デンタルケア頑張るぞー。


今回の歯医者通い(Folktandvården)で感じたカルチャーショック。

  • 歯科医も歯科衛生士も歯科助手も女性ばかり
  • すべて個室で診察・治療
  • レントゲンを椅子に座ったまま撮る
  • 治療についての説明が極小。(自分から聞かないと何も教えてくれない)
  • 麻酔するか聞かれる。(虫歯が小さかったので麻酔なしでもいけたそうだけど、私は痛みに弱いので麻酔は毎回してもらった)

こんぐらい。。。?
スウェーデンのFolktandvårdenは当たり外れがあるそうなので、ここ(というか歯科医)は当たりだったのかな。






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