25 11月 2015

Förberedelse inför vintern: 冬対策。

紅葉に癒やされた秋が終わり、南スウェーデンでにも冬がやってきました。
日が長く、青空広がるスウェーデンの夏は言わずもがな最高ですが、肌に刺さるような寒さの中で白樺が並んでいるスウェーデンの冬の情景もとっても素敵だと思います。(ただし晴天に限る。)

今日は日本から引っ越した自分が、スウェーデンの冬を越すために必須だと思うものと大事だと思う事を書き綴りたいと思います。

☆服装編

  • ヒートテック8分袖(そいやUNIQLOのストックホルム開店の話はどうなったんだろう)
  • ヒートテックのレギンスまたはタイツ(上半身は意外と暖かいけれど、ジャケットが届かない足はジーパン一枚ではものすごく冷えるので、下に薄めのタイツをはいてます。)
  • スキーウェア並の防水ジャケット(日本で使っていた冬用のコートは薄っぺらくてスウェーデンの冬に不向き。でも11月下旬から12月初旬のマイナスまでいかないけど、0度から1、2度あたりの気温の時は、UNIQLOのウルトラライトダウン(襟無し)をコートの下に着て重ね着。スウェーデンでは老若男女よくFjällrvenのジャケット着ている人が多い。)
  • 滑らないブーツ(南スウェーデンはあまり降雪はないけれど、凍る!滑る!危ない!ので、すべらないブーツ。私はまだ手に入れてない。。。Dr.martensで乗り切っているけれど足元冷えます)
  • タッチパネル対応の手袋。(バスの待ち時間に携帯を触るとき、いちいち手袋外してたら寒すぎる)
    私は数年前に買った無印。反応良し!

☆食べ物編

スウェーデンの冬は日照時間が短いので、ビタミンD不足に陥るというのはよく聞く話だけど、どんだけ必要なのでしょう。

健康な生活を送るのに必要不可欠な成人の1日のビタミンD摂取量の指標は、5.5 μg(なんじゃこの単位)らしいです。(リンク
で、このリンク先の実験によると、目安量の5.5 μgすべてを体内で生成するとした場合に必要な日光浴の時間は、太陽高度の低い札幌では、必要量のビタミンD生成に76.4分という長い時間が必要なのだそうです!しかも、雲のない晴天日に限る!(太字はリンク先からの引用)
札幌で雲のない晴天日で76分の日光浴?札幌よりはるかに太陽高度の低い北欧、しかも雲のない晴天日って、え?1ヶ月に1日ぐらい?のここ北欧で、日光浴だけで理想とされる摂取量を生成するのは無理ですね。なので、大人しくタブレットに頼りましょう。

これは一粒で10μgのビタミンD3が含まれてます。


あと、サーモンやキノコにはビタミンDがよく含まれているそうです。なので石狩鍋。

サーモンたっぷり石狩鍋。女性に優しいイソフラボン味噌に豆乳もいれてみた。
は(゚Д゚)!だから石狩鍋はビタミン豊富なサーモンを食べるのか!
理にかない過ぎですね!


 あとは、タイ料理。ココナッツミルクのサーモンスープ。レモンもたっぷりと。
これタイ出身の友だちが教えてくれたんだけど、ココナッツミルクにニンニク、生姜たっぷり、玉ねぎとかパプリカとかトマトとか適当な野菜を煮込んで、最後にサーモンをいれて、レモン汁をたくさんいれたら完成。簡単なのにものすごく美味しい!


あとはキヌアとか豆乳とかバナナとか、とりあえず身体に良さそうなものを積極的に食べてます。効果あるのかは謎。


あとはビール!冬季限定ビールがたくさん出ているので楽しいです〜ほほ



☆その他

冬は半端無く乾燥します。「私乾燥肌です」ってフレーズに憧れていたぐらいバリバリ脂性肌だった私も、ここでは本当に乾燥します。肌のお手入れに高い化粧品なんて買ってられないので、冬はひたすらニベアのガッテン塗りです。ニベアはここでも手に入るけれど、なんだか日本で買ったものと匂いが違う気が。日本のニベアのほうが良い匂い!ちょっと調べてみたけれど、日本のニベアと欧州のニベアでは微妙に成分も違う、ようです?でもどう違うかはっきりしたことはわからないので要調査。あとは、ホホバオイルは髪にも肌にも使えるし、数滴で伸びるので経済的なので毎年日本に帰省するたびに買いたしてます。あとはボディショップのシアバターとクレンジング。このクレンジング、ショップのお姉さんのセールストークに負けて買ったけれど、とっても良い匂いなのでいい感じです。


洗顔は、薬局で購入できるこれ↓に、ベビーパウダーを混ぜて泡立てて使っていたけれど、洗浄力が強いので冬はお休みしよう。

リンク

あとはMysigt(cosy)な雰囲気を醸し出す光やロウソク。今週末からアドベントが始まります。今年はちょっと早めにもうアドベントの飾りを出しました。

環境に優しいステアリン成分のロウソクを購入。
値段は普通のロウソクより2倍ぐらいするけど、なんか身体にも良さそう。

 秋にはジョギングが習慣化していたけれど、もう寒くて外なんか走れません。。。運動不足は否めないのが悲しい。。。ジム行く、かな、いやまだ待とう。

切羽詰まるほど冬に疲弊しているわけではないけれど、備えあれば憂いなし!ビタミン摂取と保湿を習慣化したいですな。






09 11月 2015

Vad är japanska mat? : 日本を食す。

今年の3月に帰省した際に、食べたもの。

☆実家のご飯は一番

一汁三菜という言葉は、恥ずかしながら社会人になってから知りましたが、この食文化、しびれますね。






そして親戚でお祝いした雛祭り。母親が朝から準備してくれました。



和牛は最近はWAGYUとして欧州でも見かけるようになりましたが、この霜降り具合!じゅる。


そして旬の幸。3月はかに漁解禁の時期でもあります。
















そして帰省の旅におばあちゃんが頼んでくれる地域の小さなお寿司屋さんの出前。
今は回転寿しも安くてそれなりに美味しくなったから、お寿司はとても身近な食事になったけれど、それでもこのお寿司屋さんを頼んで家族で囲んで食べる時は特別な感じがする。あと何回、おばあちゃんとこのお寿司が食べられるかな、なんて考えたら涙が出た。





02 11月 2015

Litteraturens roll:文学とはいやはや。


スウェーデン作家のセルマ・ラーゲルレーヴという女性作家をご存知でしょうか。
ノーベル文学賞作家であり、あの「ニルスの不思議な旅」の著者でもあります。

「ニルスの不思議な旅」が書かれた所以は、スウェーデンの学校で教材として使用するためでした。

「ニルスの不思議な旅」のあらすじは、無気力で怠惰、非情な、どうしようもないニルスという少年が、ある日小人にされてしまい、ガチョウやガンの群れと一緒にスウェーデン国内を巡るという内容。飛行旅行を通し、各地方の歴史、文化や自然などに触れ、ニルスは立派な少年へと成長します。

このお話が書かれたのは1900年代初頭。スウェーデンは資源も乏しく貧しい小国で、多くの若者が富や成功を求めてアメリカに移住している時代でした。そんな時代背景のもとに書かれたこのお話には、セルマがスウェーデンの未来を担う若者に、自国を理解し、愛してほしい、母国の未来に期待心を抱いて欲しいという願いもつまっていたそうです。そして、ニルスという人物を通して「立派なスウェーデン人」のイメージ普及にも影響したとか。

なんでニルスの話をしているかというと、かつてはスウェーデンの学校でも指定教科書(文学)、所謂学校教育内で読まなければいけない図書リストが存在していましたが、今ではそれら文学学習の義務化は撤廃されており、例えば生徒がアストリッドを読むか読まないかは先生次第だそうです。(私の学校の先生が言っていましたが、かつてはスウェーデン語科(日本で言う国語科目)の他に文学も一つの科目として時間割に組み込まれていたそうです)

2000年代に再びこの学校教育における必読文学リストを復活させようという動きがあったようですが、それが大きな論争を生みました。
反対派の主な意見は、スウェーデンの国民文学を学ぶ事を義務化することは、ナショナリズムを促進させる危険性もあり、今の多国籍国家であるスウェーデンにはふさわしくない。国民文学の基盤はそもそも「立派なスウェーデン人像」を育成することである(そうなの?!日本で学ぶ文学なんて「人間失格」とかだけど)から、「スウェーデン人像の固定観念」を全生徒に強要すべきではない、など。

先日ふとしたことでこのトピックについての記事を読んだ時に、ものすごいカルチャーショックを受けました。「一つの国、一つの言語、一つの文学」というのは過去の幻想で、ポリティカルコレクトネスを何よりも重視するスウェーデンは、すべてにおいて正しくあることが大事で、そのためには自国の文化も文学も軽視するのでしょうか。

と、これは行き過ぎた感想だけれど、文学が愛国心育成に影響するだなんて、まったく考えた事もなかったから、文学と国家の関わりについてスウェ語の授業で話し合ったのが面白かったのです。

なぜ文学を読むのかという問いには各々の理由が存在するけど、私の場合は漫画はよく読んでいたけれど、義務教育・高校時代に教科書以外の文学に触れた記憶は全くなかったので、今ものすごく後悔しています。今からでも読むことはいくらでもできるけど、多感な自己形成期の時に読むのと、今30歳前になって読むのとでは心に響くものは大きく異なってくると思うのです。

だからなにかと忙しい現代の子どもには、学校教育内でできるだけ様々な文学に触れさせてあげることが大事なんじゃないでしょうか。

最近知り合った友人の家が漫画喫茶だった。