30 5月 2015

Eurovision 2015 och TAPAS! :音楽の祭典とタパス。

先週に行われたEurovision。ヨーロッパ最大の音楽のイベント。
各国で代表を選抜し、ヨーロッパ全体でも予選を行い、先週がそのファイナルでした。

ヨーロッパ内だけって思ってたけれど、参加国はトルコだったりオーストラリアとか。
IT技術発展のおかげで、時差があろうと物理的な距離があろうといつでもリアルタイムで現地と繋がれるようになった今では、いつかこのEurovisionも全世界を巻き込むんじゃないかと。。。

別にEurovisionが特に好きな訳じゃないけれど、なんだか毎年同じ友人と集まって美味しいもの食べて視聴するっていうのか恒例行事になっています。

今年のメニューはタパス!


タパスメニューって本当フォトジェニック。

そして友人宅所蔵のホームプロジェクターで鑑賞。贅沢ー

スウェーデン代表の(イケメン)モンスはデジタルのマスコットと融合したパフォーマンス。

投票には視聴者も参加できます。音楽関係者の投票と一般視聴者投票の比率は半々みたい。そして各国と中継して、その国での上位5か6位までにポイントが与えられます。

色んな国と中継が繋がるから、まだ薄暗い地域だったり真っ暗だったり、オーストラリアなんて明るかったりw


そしてなんと!スウェーデン代表が優勝!3年ぶり?!
みんな豪華な衣装でパフォーマンスしていたのに、彼はカットソーにジーパンと言うスタイルで逆に格好よかった!


去年の優勝者、コンチータと。


ということで、来年のEurovisionはスウェで開催です!







25 5月 2015

スウェーデンで日本の学歴(大学・高校)を評価してもらった結果。

スウェーデンに移住する前は、大学院に進みソーシャルワークについて勉強するつもりでした。でも、ここで生活するうちに、大学院に進む事が今の自分にとってメリットになるのかどうか疑問に思うようになったし、申請したプログラムが、希望していた時期に開講されなかったということも重なり、院進学はひとまず保留。

それにスウェ語を勉強している間に、こちらで院を卒業したにも関わらず、仕事が見つからずにスウェ語を勉強し始めた人たちに何人か会ったので、分野にもよりますが、ここで就職するにはスウェ語の習得が一番だと実感。とくに文系の場合。

院に進みながらスウェ語も習得できたら一番ですが(現にそうしている友人もいますが)院のプログラムは英語。そうなると不器用な私は絶対スウェ語なんて同時に習得する自信もなく、、、、と、いろいろ重なり今にいたっています。
→スウェ語だけ勉強しててもこの程度か、と思ったりはするけれど(´・ω・`)

ここに住んで今年の夏で3年になりますが、進路の道筋がそれなりに見えて来たのは気持ち的に楽なところ。ここまでいろいろ紆余曲折ありましたが、日本で文科系学部を卒業し、1年ちょっと働いて、手に職もなく来た移住1年目の「スウェーデンで何ができるのか、どんな分野なら私は働けるのか」と思い悩んだ頃に比べたら、大きな進歩。
進む道筋が見えないことについて悩むより、今の状態の「希望する職はあるのに、なかなかうまくいかない」という状態のほうがはるかに楽。後者はただ目標に向かって自分が努力すればよい(+運次第)だけなので。

でも近い将来、もしかしたら大学(院でも学部でも)に進む可能性は無きにしもあらずなので、準備できることはしておこうと思い、スウェ語の習得と日本の高校と大学で取得した単位の変換をしておきました。(書類手続きには時間がかかるしね)

スウェ語については、学士課程に申請するには、SAS3(Svenska som andra språk 3)までの取得が必要です。2まででいいかと思ってたら3まで必要みたい(゚Д゚) 詳細はコチラ

また学士号の認定評価と高校で取得した科目の互換について。

学士号の認定評価については、日本の4年制大学はどこの大学出身でも認められるものだと思うけれど、ある国々(所謂発展途上国)では「大卒」でもスウェでの教育基準で「大卒」にあたらないなどということもあるそうです。

進学の際には、この認定評価証はあまり意味ないですが、就職の際に「大卒」を求められる職だと、海外の大学出身でも「スウェの大卒基準を満たしていますよ」という証拠になります。(日本の大学の、英語版卒業証明書でも十分かもしれないけれど)

私は人文学部出身なので、Bachelor of Artsと、副専攻だった日本語教員養成課程、あとは中高の英語教員(免許にはならない)を日本でちゃんと取得してますよ、と証明してもらえました。

あとは高校の卒業認定と取得科目変換。

私は普通学科普通科普通コース(文系)という超普通の高校課程を卒業しているので(笑)、今回認定してもらった科目は、

国語(Japanska 7)
数学(Matematik 4) 
政経(Samhällskunskap 1b)
体育(Idrott och hälsa 1)。

スウェで学士課程に進学するための最低条件は、基礎資格(Grundläggande behörighet)を満たしている事(外国人の場合は、高校を卒業している事に加え、英語とスウェ語。詳細はコチラ)。それに加えて、今回政経の科目を認定してもらえたので、将来申請できるプログラムの幅がぐっと広がりました。英語については、すでにこちらでEngelska 6を取得しているので、残るのはスウェ語3だけ。

でも、出身高校に卒業証明書と単位習得証明書、そして成績証明書を申請した際には、すでに私は卒業して5年以上経っていたので、成績証明書を発行してもらえませんでした。(ケチ!)

なので、今回取得科目を認定してもらったことだけでは、将来プログラムに申請してもポイント(成績)がゼロなので入試選抜では意味ありません。
選考のためには、いつかはHögskolprovetを受けなきゃいけないのでしょう。それかKomvuxで勉強しなおすか?!

といっても大学に進学する予定は今のところないので、とりあえず今は就職活動に励むのみ٩( 'ω' )و






22 5月 2015

so much to think about : 最近のいろいろ。

まだ日本から戻って2ヶ月も経っていない事にびっくり!
感覚的にもう半年ぐらい経ってる気がする。。。

そろそろ夏休みの旅行計画を立てる時期ですが(私基準)、今年はゴッホ生誕125周年らしいので、印象派のなかでもゴッホになぜか惹かれる私は、ドュッセルドルフ経由でオランダそしてベルギーに行こうかなと思っています。ドュッセルドルフには美味しいラーメン屋さんがあるらしい٩( 'ω' )و

最近はいろいろ楽しい事、美味しい事続き。

今年は春がやってくるのが本当に遅い!!!!!!!!!


なぜかメラメラと物欲が出てきたり。



今夏初のヤキニクパーティ☆
美味しかった(・∀・)


私が日本で買い漁ってきた日本ウィスキー試飲会。
山崎って他のウィスキーと価格帯がまったく違う分、本当にまろやかで飲みやすくて、値段って嘘をつかないんだなと思いました。蒸留所行ってみたいな☆



美味しいディナーに招待してもらったり。


そこで度数68%のPernodを飲んだり。
これがゴッホを虜にした魅惑のアブシン。。。。


最近は時間的な余裕も出来てきたので、 仕事探しに奮闘したり(毎回電話がなるたびにドキッとするけれど、たいていセールスっていうおちw)、スウェ語文法の復習を一日一時間(目標)にやったり、テレビシリーズを見始めたりと良いペースで生活できている気がする。あとはトレーニングをはじめたいな。。。

30日間トレーニングやってみようかな。。。


あとは早く天気良くなってくれ!!!!




21 5月 2015

Wanås konst:森の中の芸術。

この前の週末、ちょっと遠出をしてスコーネ地方にあるWanås(ヴァーノス)という芸術公園というところに行ってきました。広い森林公園のところどころに、いろんな芸術が展示されています。

WANÅS KONST HP  コチラ


新緑がまぶしい季節に(やっと)なりました。


パトの甥っ子ちゃんと一緒に。


トイレ中のおばさんがいたり。。。
今年の目玉は木でできたイノシシ?豚?

雨が降ったり青空になったり、天気がコロコロ変わるうえに強風で寒くて散々だったけれど、もっと暖かくなった頃に行ったらピクニックとかできて気持ち良いかも。
芸術って本当、よくわからない。笑

ちなみにArtはスウェ語でKonst、
strangeはkonstig(t)になるのが、理にかなっていて面白い。










19 5月 2015

Vem bor här?: テレビ番組。

余暇の時間を語学学習に使うことが、語学を勉強するうえで一番効率的だと思うけれど、初心者レベルでテレビやラジオを聞いてもチンプンカンプンだから面白くないし、、、

と、言い訳しながらスウェ語のテレビ番組あまり見てこなかったけれど(スウェのテレビ番組は、日本のバラエティみたいに軽い気持ちで見れる内容のものが少なく、がっつりドキュメンタリーみたいな思いものが多い=難しいというのも理由)、最近移住3年目を目前にして「3年住んでてこの語学力ヤバい(゚Д゚)!」と焦りはじめたのをきっかけに笑、最近は一日最低30分はスウェ語のテレビを見るか、ラジオを聞く事を目標にしています。

学校にバイトにとフル回転な日々だとは思うけれど、時間はいくらでもある!隙間時間をもっとスウェ語に触れるようにすることができたら、語学も伸びるんだろうなと思います。当たり前だけど学校に通っているだけじゃ伸びない。スウェで生活してるだけじゃ伸びない。スウェ人と働いてるだけでも、日々言葉に意識しなきゃ一定以上は伸びない。
 (いや、最近本当に焦ってまして)

スマホの台頭でいつでも辞書が引けてとっても便利になったけれど、それと同時にすぐに日本語のサイトにも繋がってしまう。。。これも意志の弱い私の大きな問題(・∀・)

だって、スウェのテレビ面白くないんだもん(´・ω・`)

でも!今回やっと面白い番組が 始まりました。

SVTの"Vem bor här?" (誰がここに住んでいる?)

ある都市(おもにストックホルム)に住む6人が、6人の住む家を回って、誰がどの家に住んでいるかあてるっていう番組。
インテリアにはとことん金をつぎ込む人が多いスウェーデン人の中でも、こんなテレビに出ちゃうような人だからみんなの家がユニークでとっても面白い!

 カラフルでキッチュな家だったり
SVT
SVT
 アンティーク調の家だったり
SVT
 モダンなザ スカンディナビアデザイン!みたいな家だったり
SVT

残念ながらスウェーデン国内でしか見る事ができないけれど、字幕もついてるので、この番組で当分楽しめそう。



16 5月 2015

Roman:小説。

SAS2(第二言語としてのスウェーデン語2)も残りあと1ヶ月!!!

4月に日本から戻ってきて約2ヶ月。欠席していた3週間分の遅れを取り戻すのが大変でしたが、今はなんとか落ち着いた感じ。

小説分析テスト(小説1冊を読んで、それについての問題に答えるテスト。なんか適切な表現無いですかね)では、全学期から課題図書が変わったらしく、それを最初のイントロダクションで聞いていなかった私は、以前のの課題図書を読み終わって試験当日に課題図書が違う事に気付いたドジっぷり。完璧に私のミスだけど、先生の好意もあって、急遽1週間後に再テストが受けられたので良かったです。なので、ずっと課題図書に終われる日々を無駄に2倍も過ごしてしまったけれど、そのおかげでちょっとスウェ語で読書することに慣れたかもしれない。。。なーんて。

面白かったのが、以前の課題図書も今回新しくなったそれも、両方ともバイオグラフィで、両本とも特に何も起きず、ただ淡々と著者の人生について(孤独、鬱、家族の問題)が書かれているだけだったので、クラスメートと「本読み終わった?何も事件が起きないからつまらないよね!」なんて話していても、お互い違う本を読んでいる事に気付かなかった事。なんてこった(゚Д゚)

画像左が以前の課題図書。
Åsa Linderborgの"Mig äger ingen."

右が新しい課題図書
Johanna Nilssonの"Hon går genom tavlan ur bilden."

どちらかというとmig äger ingenの方がだいぶ面白かったです。
自伝的小説はあまり得意ではないですが、この小説は、60-70年代には珍しかったシングルファーザーをもつ著者自身の幼児期の思い出が書かれていて、アルコール中毒気味だけど愛に溢れた父親、周囲のいろんな大人達やスウェの激動?の社会情勢なども垣間みれて面白かったです。

もう一方の本も私小説のようですが、内容は主に学校内でのいじめがメインです。いじめは些細な事から発展し、学校で子どもがぶつかりうる心理的葛藤と言いますか、子どもにとって学校でのグループ所属がいかに重要か、周囲に合わせることが求められるか等々。

こういう、特にいじめに関する)登場人物の心情を分析するのって一番苦手で、残念な事に最後まで心ここにあらず状態で読みすすめました。課題図書って自分で選べられないから、本当に当たり外れがあって困る。。。



めっきり大衆文学志向の私は、推理小説が好き。東野圭吾とか宮部みゆきとか。

この前、SAS1の課題図書で読んだKarin AlvtegenのSaknad(邦題 喪失)は、とても面白くて2日で読めました。彼女の他の作品も夏休みに飲んでみたいです。


でも本って面白い事に、年齢によって趣向が変わってくるから不思議。

今の授業では、スウェーデン文学界に絶大な影響を与えたとされるAugust StrindbergやピッピのAstridやあともう一人の作家さん(名前忘れた)について学んでいますが、このAugustの作品はスウェーデン人でも好き嫌いが別れるらしい。

PHOTO

でも友人では、若い頃は彼の作品はあまり好きではなかったけれど、今はものすごく素晴らしい作品だと思えるって言ってる人がいて、私もあと10年ぐらい年取ったら、今は苦手な村上春樹作品の良さがわかるようになるのかな、と思ったり。

往年の純日本文学作品は、著作権切れでネットでも無料で読めるので、いつか読みたいなと思っているけれど、そのいつかはいつ来る事やら。。。





04 5月 2015

Valborg:ヴァルプルギスの夜。


 4月30日から5月1日にかけて、スウェーデンはValborgという春の祝日でした。
valborgについては コチラ☆

暗く長い冬が終わり、春の訪れをお祝いする日らしいですが、その日の気温5度!しかも雨降ってるし。。。春の訪れを体感できるわけではないですが、暦の上ではもう春です。
この日はとりあえず「お酒を飲む日!」というイメージで、街中、特にキャンパスは無法地帯とかすとかなんとか。。。

このValborgでは、夕方頃から市内の広場で聖歌隊が歌ったり、演奏やスピーチがあったりしますが、メインは薪(と花火)です。

なんだろう、お正月のとんどさん的な感じでしょうか。



寒いし、風は強いしで、ちょろっと薪と花火を見てすぐに帰路につきました。

その日の夜は、久しぶりに会う友人宅でボードゲームをしたり、おしゃべりしたり。初めましての人もいたけれど、久々に気心知れた友人で集まって、他愛もない話で盛り上ってとても楽しかったです。

最近人恋しいのか、大学時代に戻ったかのように「誘われたら断るな」モットーがフツフツと再沸。。。それかただ遊びたいか。。。

いや、日が長くなって夜10時でも薄暗いからか、「じゃー今からちょっとだけ友だちの家へ遊びに行こう☆」と 思えてしまうのが、スウェーデン夏の不思議。冬だったら、夜10時から外出なんて絶対考えられないけれど。




友だちの携帯ケースがトトロ♡



これからの季節が本当に楽しみ\(^▽^)/