21 10月 2014

アラビアとErikshjälpen。


読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、、、

秋という季節は忙しないです。

これからやってくる、いや、すでに始まった暗くて長い冬に向けて
最後の悪あがきをしようと、心と身体が全力で楽しいことを求めているような感じ。だからか、物欲がふつふつと湧き出てきて危険信号です!
地方都市ベクショーですら街を歩いてるだけで物欲かき立てられるのに、これがヨーテボリやストックホルムに住んでたら、どうなっちゃうだろう(゚Д゚)って今日ふと思いました。

最近の物欲はまさに雑貨!秋だし、ハロウィーンだし、クリスマスやってくるし。。。去年は(今年もだが)金欠だったので、満足するシーズンインテリアが出来なかったせいか、今年はデコるぞ!と今からやる気満々。

ということで、さっそくジャックオーランタンを彫ってみました☆


中学生の時、地元の英会話教室に通っていて、そこでこのJack-O'-Lanternという名称を覚えてから、いつか作ってみたいなーと思い続けて早10年←
市場で一個20円ぐらいで売ってたミニミニかぼちゃを使って彫ってみたら、意外と超簡単(・∀・) 中に灯したキャンドルを入れると、、、
これこれ、これがやりたかったのよ♡と自己満足。 

でも、このカボチャ、彫って3日でカビました。。。
来年は大きいカボチャを彫ってみたいなー。
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 私がよく雑貨を買う、Erikshjälpen(エリックsいぇるぺん)という、セカンドハンドストアがあります。

http://www.erikshjalpen.se/

このErikshjälpenは、一つの人道支援団体(Biståndsorganisationen)ですが、スウェーデン全域でのセカンドハンド運営の他に、日本でいうJ●CAのような、発展途上国にインターン生を送り、開発教育や保健医療の発展に貢献したり、物質的援助をしたり、北欧内の医者バンクをもち、アジアやアフリカに医者を派遣したりと様々な社会活動を行っています。それにセカンドハンドの店舗は、定年した年配のボランティアさんによって運営されているようです。詳しい内情はまだまだわからないけれど、とっても興味深い団体なので、機会があれば中で関わってみたいな。

このErikshjälpenという組織自体は、1967年に設立されました。Småland地方出身のErik Nilssonという男性は、生まれつき身体が弱く、入退院を繰り返す幼少期でしたが、ある日寂しい思いをしている子どもは僕だけじゃない!他にもたくさんの子どもたちが家族と暮らせなくて寂しい思いをしていることに気づき、そういった子どもたちに手紙を書いたり、小さなプレゼントを贈りはじめたのがきっかけだそう。1966年に若干37歳で亡くなってしまった後、彼の意志を引き継いだ形で、今の団体が設立されたとか。

と、そんなErikshjälpenでは素敵な掘り出しものに出会うこともしばしば。ここは本当に家具が素敵!ソファやカフェテーブルなんて行くたびに欲しいものだらけだけど、でも買えない!次何か家具を買う時はIKEAの前にここにこよう。

まず、北欧食器の中で一番好きなRörstrandのSusieシリーズの。。。
お皿?なんていうんだろう。 1500円ぐらいでゲット☆

 そしてARABIAのRaija UosikkineデザインのPOMONA。
ブルーベリー柄のジャムポット。ふた無し。
少々柄に傷があるからか、ふたが無いからか、ワンコインの価格でした(゚Д゚)らっきー\(^▽^)/



セカンドハンド巡りって本当に面白くて、普段こんな目玉品にお手頃価格で出会うことはあまりないけれど、こまめに通っているうちにひょんなことから出くわすと、すごい嬉しいし、なんか縁を感じるし。。。

それに小さな名も無きもの、キャンドルホルダーとか白樺のカゴとか、
なんか何となくいいなーと思うものも100円ぐらいで帰るので、セカンドハンド、非常に危険です。まさに日本の100均状態。一つ一つは安くても、会計時に驚く感じ?でも、ここの生活ではそんな外食もしないし、洋服も買わないし、お金使うとこは、雑貨と図書館でのコーヒーぐらいなので今のところはいっかーて思ってます(・∀・) Jag unnar mig♩









焼き肉ぷろじぇくと。

前回の予定通り、焼き肉パーティを決行!
今回は友人の協力を得て、かなり本気です。

なんてたって、




キムチから準備しましたから。えっへん。

ICAというスウェーデン大手のスーパーが、会員向けにbuffeという雑誌を毎月送ってくれるんだけど、いつだかのbuffeにキムチのレシピが!

http://www.ica.se/ica-kort-bank/buffe/
いろんなレシピがのってて便利(とか言っちゃってそんなに使ったことない)
でも写真は素敵!ICA HPより

そのレシピを参考に、今回の焼き肉パーティに合わせて手作りしました。
なんか、キムチを手作りするなんて生まれてこのかた考えたこともなかったけれど、人間欲しいものがないと、多少めんどくさくても作ろう!っていう気持ちがわくということを学びました。笑

焼き肉パーティはなんとバルコニーで。

バルコニーでのBBQは禁止されていますが、今回は電子のホットプレートだったので良いとのこと。本当かいなw

我が家にはまだバルコニー用のテーブルがないので、キッチンテーブルを無理矢理使用。
しかもスタンドランプってw色気より食い気とはまさにこのこと。





もうなんというか。。。。。

とっても美味しかったです。。。。。。

もちろん焼き肉のタレも手作りなわけで。。。。。

一口目の威力って半端ないですね。。。。



寒い中、ジャケットや毛糸の靴下着込んで、
ブランケットでぐるぐるまきになって、
キャンドル灯して食べる焼き肉。

最高でした!

私の誘いに大喜びでのってくれたパトとお友達、
どうもありがとうございました。
私はとうぶん頑張れそうです。



秋のにおい。

もうだいぶ葉が散ってしまったけれど、
10月はスウェーデン紅葉の時季。



特に秋晴れの日は、透き通った青空に紅葉色がはえてうっとりするほど。
それに雨の日や雨上がりのくもりの日だって、紅葉しているだけで景色はなんだか艶っぽい。


ふと自転車をとめて、ぼけっと眺めてみたり、
一つ前のバス停でおりて、葉っぱを踏みしめながら歩いたり。


引っ越したばかりの一昨年より、昨年。
インターンしてた昨年より、今年。

年々、毎日が駆け足になっているからか、
今年の秋は一瞬だったような気がする。


よくも悪くも時間があった一昨年は、
紅葉きれいだなーって感じる時間が今年の倍以上あったからでしょうか。





今年はキノコをたくさんもらいました。

高知にいた時に、バイト先から春になるとタケノコをもらったり、イタドリという山菜をもらったりしました。ここスウェーデンにも、そういう旬のモノのおすそわけ文化ってあるんだなーと、あったかい気持ちになりました。







そいや最近、無印良品ことMUJIで、タッチパネル対応の手袋を買いました。
日本で買うより1000円も高かったけれど!けれど!
去年の冬に、手袋したまま携帯構いたいとき(主に電話するとき)、この手袋あったら便利だなーほしいなー日本で買おーって思ってたけれど、冬に日本帰んないし。。。ということで、思い切ってMUJIで!
別にMUJIじゃなくても、この半額ぐらいの値段でスウェでも、タッチパネル対応手袋売っているけど、MUJIにこだわってみました☆

買って大正解☆

07 10月 2014

IKEAミュージアム。

毎度のことながら、9月もあっという間に過ぎ去りもう10月。
2014年も残すところ、あと3ヶ月となりました。

はや!(゚Д゚)!!

紅葉の季節を吹っ飛ばして、もう最近は冬にように寒いです!
さすがに自転車通勤・通学もしんどくなってきたので、バスカードを買いました。ちなみに1ヶ月の定期で、420kr(6300円)。ちなみに学割価格。

ダラダラと通っていた、SAS-Grund(中学生レベルのスウェ語)もようやく終了し、次は11月から高校レベルのスウェ語学校が始まります。今までは、50%の夜間コースに通っていましたが、高校レベルは、昼間のフルタイムのコースしかなく、「え?バイト続けられない?!」とヒヤヒヤしていましたが、授業は週3回のみ。授業時間もそんなに長くないので、(もちろんフルタイムということは、今よりもっと課題も増えて大変になる(ことを願っている)のですが)、今までどおり、バイトも継続する予定です。

やっぱり机上での勉強と実践のコンビネーションが一番効率的だなー

このSAS-Grundの最後の課題が調べ学習でした。自分の興味のある、または将来就きたいor現在ついている仕事、団体、企業などを調べて、そこで働いている人にコンタクトをとり、インタビューしてまとめると言うもの。

クラスメートは保育園や学校、病院で働いていたりするので、自分の同僚やボスにインタビューしてました。例えば、病院でundersköterska(准看護師)として働いている人は、正看護師の人にインタビューして、正看護師として働くにはどういった教育が必要か、仕事内容の違い、(ちょっと聞くのはタブーだけど)給料の差などなど。

私は自分の勤務先のオーナーさん(日本で食べた和食に感動して脱サラして知識ほぼゼロからお店開いて、今じゃ街一番のレストラン経営者)にでもインタビューしようかなと思ったけれど、別に将来企業とか目指してないしな(・∀・)と思って、純粋に自分でちょっと興味のあった赤十字にしました。

まだ全部書き終えてないけれど、先生からは次のコースが始まるまでに提出すればいいよ(・∀・)って言ってもらえたので、ゆっくり、自己満足いっぱいで書き終えたいと思います。って、これじゃまだコース終了したことにならないかw

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話は変わり、8月の終わりにIKEAミュージアムに行ってきました。

IKEA発祥の地、Älmhult(エルムフルト)は私の住むVäxjöの隣の隣の町、同じSmåland地方にあります。ここエルムフルトに一号店があったんですが、建物の老朽化や店舗拡大のために、エルムフルト郊外にあらたに新築されました。

で、この一号店跡地に2015年にIKEAミュージアムが建設されます。今は、旧一号店の隣にちょろっと展示がされている建物があります。


今回行ってきたのはそこ!入場料も無料だし、そんな大したことないだろーと思っていたら、いやいや、それが結構楽しかったです☆

店内は撮影可★

入ってすぐのとこ。
この棚とオレンジのランプ欲しい。


IKEAカタログのバックナンバーの展示。
世界各国のカタログもありました。

歴代ベビーチェアの数々。














ここから、各年代ごとのIKEA家具の展示が始まります。展示の仕方で面白いのが、新しい時代から過去へ遡っていく感じ。

最初は、1990年代から2000年代。もうすっかり定番のTHE北欧のイメージ。
白と木目を基調にシンプルで暖かみのある感じ。

1980年代後半、かな?
1980年代前半。なんか若者文化真っ盛り!って感じ。
1970年代前半。ソファにデニム生地を使う。当時ではとてもユニークだったとか。
1970年代後半。ちょいちょいレトロな感じが出てくる。

















1970年代っていったら、スウェではABBA最盛期?!
このへんの時代から60年代にかけて、どんどん私の好きなレトロな感じになってきました。オレンジいいいい!

こんな部屋に住みたい。オレンジとグリーンのソファの組み合わせが好き。

一気に50年代へ。
50年代っていったら、日本は戦後の復興まっただ中。そんな時代に、日本から遠く離れた戦争不参加国のスウェーデンでは、こんな家具で暮らしていたのか。と思ったら、なんとも言えない気持ちになりました。

最後に、創業者イングバルのインタビュー映像を見るとこができたのですが、それもふーんと思うことがたくさんありました。
 例えば、初の海外出店はノルウェー、そして初の北欧国外はスイス。なんだか似たような国から店舗を広げていくんですね。
もうあんまり覚えていないけど、、、開業当時は、長い歴史を誇る北欧家具の各企業からの圧力が大変だったとか、ストックホルムに最大規模の店舗を開店した時に、あまりに盛況で店員が足りなくて、今の購入方法(自分で倉庫から見つける)になったとか。。。

あと、最近復刻シリーズで大人気の、葉っぱの形のテーブル。


これが、IKEAで始めた組み立て式家具第一号だったそうです。
この可愛いテーブル、仲良い友人が買ってて心底欲しくなったけれど我慢我慢。

と、IKEAは歴史もあるし、独自の経営・販売スタイルとかとても面白いです。あんまり知識のない私でも楽しめました。2015年に新しいミュージアムがオープンしたら、ぜひ行ってみたいです。

どんなミュージアムになるんだろう♩

ちなみに今欲しい物。
IKEAのストックホルムシリーズのちゃぶ台!

画像はHPから。
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おまけ。

Most things remains to be done!