18 6月 2014

SAS-Grund〜教科書編〜。

今使っている教科書が、とっても実用的で勉強しやすいのでちょっとご紹介。

その名も、Språkporten BAS。

HPより。
このテキスト、一冊ごとにコードがついており、販売元のHPからこのコードを入力して、ユーザー登録したら、なんと電子書籍としても使えます。

こんな感じ。



全文(右側にある進出単語もすべて)音声再生可!
ちょっとページを拡大すると。。。



こんな感じ。マーキングもメモもできちゃうからすごい便利!

それに各章ごとに練習問題がついているんだけど、それにも対応しています。


しかも、教科書の問題だけじゃなくて、上の画像のようにゲーム感覚(?)でも復習できるリンクがついています。これすっごいよくて、画像のような選択問題だけではなく、タイプ式の問題もあるので覚えやすいし、書く事によって手も疲れないからとても楽チン。(笑)。
何しろパソコンを使っているので、わからない単語もちょっとウィンドーを移動するだけでさくさく調べられて、ストレスフリーです。
それに、今使用しているオンライン辞書は、スウェ語から英語に訳されるのですが(Folkets lexikon)知らない英単語が出てきた時は、さらに英語から日本語への英辞郎先生かマックミランにお世話にならなきゃいけないので、キーボード操作だけでいろいろウィンドー移動できるのは本当に便利です。やっぱり、教科書とノートをパソコンを準備して、パソコンと教科書に視線が行ったり来たり、よりパソコン上だけで処理できるってだけでこんなに違うんだ(゚Д゚)!!と最近痛感したのでした。

何にしても、やっぱり全テキストをクリックするだけで音声再生してくれる機能はとても便利。昔のように、CDを早送りしたりせず、聞きたい所をワンクリックで再生できるんですよ?!ちょっとイントネーションが機械っぽいのが気になりますが、私には十分。
私にとって、発音がものっそい難しいスウェ語は、逐一発音をチェックしないと取り返しのつかない事になるのです(´・ω・`)

ちなみにこの教科書は学校からの支給品なので、私は手出しゼロで、こんなに立派な教材で勉強させてもらっているのです(´・ω・`)感謝しなければ。

で、この機能のことだけど、便利は便利だけど、それ以上にディスレクシアの人でも利用できるようにとユニバーサルデザイン的なアイデアじゃないかなと思うのですが、どうでしょう。

そいや、言語学専門だった友人が、中国語や日本語みたいな象形文字を利用している言語圏より、アルファベット圏の方がディスレクシアの人の割合が多いそうですよ。
ディスレクシアだけどスウェ語を勉強したいという人に、この全文読み上げ機能ってものすごく助かるんじゃないかなーと。

そいや、スウェーデンで日本語を教えている友人が、今度担当するサマーコースに初めてディスレクシアの生徒が受講するみたいだからチャレンジだーと言ってました。日本語をどんなふうに教えるんだろう。でも、その生徒さんのチャレンジ精神もすごいなー。

さて、今週土曜日は一年でもっとも日が長い夏至。金曜日、土曜日とスウェーデンはお休みです。こちらベクショーでは、21日と22日の日の入りが21時58分になってます。
日が沈んだ後もずっと薄暗い感じが続くので、白夜とまでは言えないけれど、なんだかやっぱり感動します。

今年はやっぱりバーベキューをして過ごします( ̄∀ ̄*)デブまっしぐら。







SAS-Grund。

ワールドカップに大盛り上がりな今日この頃ですが、きっと日本のほうがワールドカップ一色で、もっと気持ちも盛り上がらされるんだろうな。あーあのテレビも特集ばっかりなお祭り騒ぎがちょっと恋しい。残念な事にスウェーデンは出場すらしてないのですが、こっちでもちゃんと放映されています。

なんか小耳に挟んだけど、オリンピックとかワールドカップって、アメリカ大陸とヨーロッパの時間帯を優先して開催されるって聞いたけど、もしそうだったら日本ってめっちゃ不利な地理じゃん、思ったのだけどどうなんでしょう。
ちなみに前回のコートジボワール戦は、スウェ時間夜中の2時!
次回のギリシャ戦は、午前0時!(ってか明日)
そしてコロンビア戦は、午後10時!

コートジボワール戦(ちなみにコートジボワールはスウェ語でElefenbenskusten(象牙海岸)長い。。。)はさすがに観れなかったけど、次の予選2試合(できればその後の決勝トーナメント(願)も!)ライブでぜひとも観たいと思ってます。コロンビア戦は、コロンビア出身の友人と一緒に観戦するので、もっと面白くなりそう!

関係ないけど、大好きなメキシコビール、コロナ。
ライムを入れて飲みます。激ウマ。

今回はスウェーデン語のお話。

私が今勉強しているスウェーデン語のレベルは、SAS-grundといって、SFI (Svenska För Invandrare/移民のためのスウェーデン語)の次のレベル。

Svenska som Andra Språk grund(第二言語としてのスウェ語基礎)ということで、このコースは中学生レベルに相当し、このコースを終了したら高校レベルのスウェ語コース(SAS 1,2,3)に進みます。

うわー長い道のりですこと(・∀・)!

たぶん各自治体によって微妙に違ってくると思うけど、私が住んでいる市のSAS-Grundのコースは、さらに4つのステップに別れています。

初日にプレイスメントテストを受けて、ステップ1から始めるグループとステップ3から始めるグループにわかれます。私はステップ3から始められて、今ちょうどステップ4が終わる所。なかなか進出単語が覚えられなくて(年齢のため?)、各章ごとの単語テストに手こずったけど、なんとかあと一歩でSAS-grund終了です\(^▽^)/その後は、SAS1に進む予定だけど、夜間コースが無いようなので思案中です。

SFIや、SAS1,2,3を終了する際には、ナショナルテストというちゃんとした全国共通試験がありますが、SAS-grundにはナショナルテストはなく、各教育機関(私の場合は公共成人教育機関のKomvux)が指定したタスクをパスしていければ、終了できます。
私が通っているのは夜間コースなので、昼間のコースとはちょっと違うみたいですが

タスクの内容は、

指定教科書の各章ごとのテスト。(主に語彙力)
小説テスト(指定された小説を読んで、それに関する問題に答える)
文法力テスト

最後に、テーマレポート。
 自分の職場の同僚、または自分が興味ある分野で働いている人に自分からコンタクトをとって、その人にインタビューして、その内容やその職業についての背景などをちょいちょい調べてレポート提出するというもの。
こういう自由研究みたいなタスクはとっても大好きで、インタビューしに行きたい候補者は何人かいるのだけど、なかなか重い腰があがらず後回しにしてたら、夏までに終わらなかった(゚Д゚)

私が通っているコースは、進度も人それぞれです。
私と同じ時期に始めたクラスメートも、私が単語テストに手こずっている間にちゃちゃっと合格しちゃって、もう終了した人も何人かいます。

彼女たち、フルタイムで働いているうえ、週2回といえど夜(17時から20時まで)にちゃんと学校にもきて、テストもレポートもしっかりこなして、そのうえ子どもまでいて。。。いやー母は強しと言いますが、自分の怠け癖を正さなければと痛感しました( ̄□ ̄恥)

あと余談ですが、中東や南米からのお母さんは、旦那さんが仕事の都合で子どもを見れなかった場合、旦那さんの両親にお世話を頼むか、または同郷の友だちに子どもを預けてるそう!
「今日は旦那の帰宅が遅いから、子どもは友だちに預けてるのー」って言ってて、いやー文化の違いでしょうか。私はいくら親しくても、悪いなーって思っちゃって子どもを友人に預けてまで学校に来ないと思うけど、中東系やラテン系は助け合い精神というか、友人間の垣根が低いというか。。。

あ、話がずれてしまった。

本当は今使っている教科書がものすごく良いので、それについて書きたかったのですが、長くなったので、次の記事で。



02 6月 2014

おでかけ。

夏が近づくにつれて、よく耳にする単語。

Utflykt(うーtふりくt)(意)お出かけ

週末どっかUtflyktしたー?(・∀・)

って聞かれる機会が増えたのは、きっと家にこもるのにはもったいない季節がやってきたからでしょう( ̄∀ ̄*)

なので、この前の天気の良い休日にちょっと郊外までお出かけしてきました。

写真モリモリで↓↓

草原が広がるTHE★Smålandみたいな道。

 この日、車を出してくれた友人に、日本のハイウェイの風景ってどんな感じ?
って聞かれて、そう言われればと考えてみたらスウェーデンと全然違うなーと。
日本はやっぱり山が多いから、地平線が見えるような光景ってあんまりないし、高速道路はトンネルが多いし、自然の中をごり押しして作り上げた道だから、田舎の風景を高架橋から見下ろしている感じ?同じ目線で田舎の風景を観るなら下道におりなきゃいけない。。。云々を言いたかったけど、言いたい事伝わったかしら(・∀・)
と、そんなこんなで向かったのは、Huseby Brukという、昔に鉄産業で栄えた街。スウェーデンで良質の鉄が採れたっていうのは高校地理で習ったけど、北にある鉱山でのことかと思ってました。鉱山で鉄が採掘できるようになるのは工業化が進んでから。採掘技術が確立するまでは、湖で採れてたんだって。知らなんだ知らなんだ(゚Д゚)
 また、このHusebyには川が流れてて、昔はその水の流れを利用して鉄産業や農業?が発達したそうです。ふむ?
毎年クリスマス時期になると、ここでやたら評判の高いクリスマスマーケットをしていますが、交通の便が悪いのでまだ行った事がありません。今年はぜひ行ってみたいです♩

そこで何をしたかというと。。。

ワンちゃん連れで、ピクニック(・∀・)

その前夜に、夜な夜なモノポリーをしてて寝不足だったパトが
朝っぱらからスコーンを頑張って焼いてくれました

なんか豚ちゃんがいたり、

 え、メイド喫茶?(゚Д゚)

メイドさん(昔のメイドさん風)が働くカフェがあったり、


きれいな自然があったり


 と、本当お出かけって感じのお出かけでした(・∀・)

ベクショーに戻ったら、バイト先の親睦会。

その日は、バイト先のレストランと、その系列のレストランの従業員さんも来てたので初めましてばっかりでした。緊張したけど、お酒の力で乗り切りました。ふー

ビール飲み放題♩
 初めてKubbというスウェーデンの遊びを体験。
木の棒を投げるシンプルなゲーム。
奥に見えるのはベクショー湖。

その後、オーナーさん達がサプライズで予約してくれていた、最近ホテルの屋上にできたバーへ。美味しい料理に、美味しいお酒、とても充実した一日でした。