19 1月 2013

GLÖGGれぽ。(覚書)

2012年のクリスマスに飲んだグロッグの覚書。全てBLOSSA社のもの。

まずはこの前ブログでも書いた、2012年限定の柚子と生姜味。
15%とあまり強くはないけれど、度数以上に強く感じたのは甘さのせい?
生姜の味も柚子の味もあまりしかなったことが残念でしたが、
遠く離れたスウェーデンで高知を思い出す事ができて良かったです♡


その次は衝動買いしたコニャック(左)とラム味(右)のGlögg。ジョニーデップ主演のラムダイアリーを観てから、飲めもしないくせにラムブームです。
両方とも21パーセント。
温めて飲むのですが、そのせいか飲む瞬間にアルコール臭がしてむせました。
私にはまだまだ早い大人の味でした><

私にはやっぱり、この2.2パーセントのGlöggが一番美味しく感じます。今年も、これにアーモンドとレーズンを入れるとグビグビと飲んでしまいました。
私が購入したのは左の赤ワインベースのもの。

このアルコール2%のglöggは、pepparkaka(ジンジャークッキー)、kardemumma(カルダモン)、nejlika(ネィリカ)のスパイスで味付けされているようです。ネィリカとは何ぞや、と思ったんですが、日本語ではクローブというんですね。肉料理によく使われるスパイスのようです。



 そこで思い出しました。以前、あるお宅で見た衝撃のクリスマス飾り。



http://matkasse.se/wp-content/uploads/2012/12/jul-apelsin-nejlika.jpg
画像拝借しました。
 オレンジにぶつぶつ刺さったこれ。これを見たとき、何かの魔除けかと思いましたが、ただオレンジとクローブの香りが混ざって良い匂いになるという目的で作成された装飾品だそうで。このブツブツがクローブだったんですね。

あー生理的に受け付けないとはこういうことを言うんだなと思いました。画像を見ただけで鳥肌が立ちます。気持ち悪い。。。。



来年はどんな限定フーレーバーが出るのかな。
来年も色んな種類のglöggを試してみたいと思います!


18 1月 2013

Julまでの道のり。

もう1月も半分過ぎちゃいましたが、今さらながらクリスマスのことを書いてみます。

海外で過ごすクリスマスは今回が2回目でした。
前回はスウェーデンのお隣フィンランドで、業者が欲しがるような留学体験記が書けるぐらいの伝統的なフィンランドのクリスマスを過ごさせてもらいました。今振り返ればものすごく素晴らしい体験だったので、いつか写真を整理して文字で残しておきたいなと思っています。思い出は美化されますし。

 さて、私のクリスマスはクリスマスプレゼント(Julklappar)ハンティングから始まりました。クリスマスにお邪魔させてもらう家庭のメンバー全員にクリスマスプレゼントを調達。中身は洋服やイヤホン、本、ボードゲーム、お酒等等。ここで面白かったのが、何が欲しいかとリストを求められること。もちろん相手からも何々が欲しいと曖昧なリストを受け取ります。
そんな…ちゃっかりお邪魔するゲストである私が図々しく「あれが欲しい!これが欲しい!」なんて言えないじゃないですか。でもどうしてもと言われるので、金額を考えたリクエストをしておきました。

私の住む都市はそこまで大きくないので、プレゼント探しに結構苦労しました。妥協してしまえばいくらでも買えるけど、せっかくあげるなら自分も気に入った物をあげたいし、同じ商品でもお店によって金額が違ったりするので、執念のように街中を歩き回りました。最初は面倒でしたが、文字通り途中からハンティング気分になってきて、結構楽しめました。 
そしてこのお陰で街の買い物事情にもちょっと詳しくなれたような…

そこで新たな発見!あまり散財しないイメージのスウェーデン人でしたが、12月に入ると人が変わったように買い物するんだなって驚きました。週末だけでなく、平日でも街中に人があふれていました。仕事帰りらしきのおじさんが、ものすごい数のおもちゃを買ってたりして、勝手に一人で妄想して楽しんでいました。どうしてお父さんがおもちゃを買っている姿に人間は萌えるんでしょう。


戦利品?

ラッピングをしてくれるお店ももちろんありますが、ラッピングがセルフサービスのお店で買ったものや、通販で買ったものなどは、ラッピングペーパーとリボンを買って自分でラッピング。これがまた楽しい!

ウィスキーボトルのラッピング。
予想以上にものすごくうまくいって満足!


あと、クリスマスグッズも少しだけ買いました。いかんせん予想以上のクリスマスの出費に自分用のものは後回し。あーもっと買いたかった。

定番:Ljusstake(ユースターケ)
Julstjärna:ユールファーナ(発音難しい
こんなふうに窓辺に飾ります。反射しているのは私。

多くの家庭があまりカーテンを利用しないので、暗くなると窓から星やロウソクの光が見えてとっても奇麗です。外からみた写真が無いのが残念ですが。
私は写真にあるお店のディスプレイのように、しっちゃかめっちゃかに飾りたかったのですが、あえなく却下。しんぷるいずざべすと、だそうです。

まだ仮住まいの私たちにはこのぐらいのデコレーションで十分。これから少しずつクリスマスグッズも集めていきたいです。

クリスマスまでたどり着けなかった・・・続きはまた後ほど。


03 1月 2013

2012年から2013年へ。


2012年もあっという間に過ぎ去ってしまいました。気がつけば、もう2013年。

私が初めてここスウェーデンに来たのが、約3年前。

それから紆余曲折しながらも、こうしてまたここに戻ってこれているということを改めて感謝しないといけないな〜と、正月気分も全く湧かない年明けの日に感じました。

ここはクリスマスが最重要日なので、当たり前ですが三が日という概念は皆無。私もしっかり昨日2日から8時より学校が始まりました。約2週間の冬休みの間に、すっかり夜型人間に戻ってしまっていたので、昨日今日は起きるのがやっと。とてもしんどい新年の始まりでした。

ところで、欧州からの移民が多数を占める私のクラスは、ほとんどの人が故郷へ帰省中のため、超少人数でスタートです。
ここで思うのは、欧州は本当に一つの国なんだなということ。多い人だと、毎月故郷に帰っています。そんな人から見れば、1年に1回帰ることを目標にしている東アジア勢の私たちはものすごく逞しく思えるようです。ま、2〜3時間のフライトで帰れるならもっと頻繁に帰りたいですがね。
最近は、金融危機の影響で移住してきたという元教員のギリシャの人にも会いました。

街を歩いてもバスに乗っても、いろんな言語が聞こえてくるスウェーデンの都市。難民も庇護希望者もばんばん受入れているスウェーデン。まーそういう国だからこんな私でも簡単に来れちゃったわけですが。

「我々は労働力を呼んだが、やってきたのは人間だった」という表現に集約される20世紀における欧州の移民政策の反省をふまえて、無料のスウェーデン語教育をはじめ、手厚い移民支援を整えてきたスウェーデン。与えれば与えるだけ返してくれていた労働移民から、庇護を目的とした難民へと移民の枠組みが大きく変わった今、人口の20パーセント近くが何らかの外国的背景を持っているというこの国はこれからどうなっていくんだろうと個人的に興味を持っています。
だって、経済危機から戦争や迫害が生じやすいんでしょう?
最悪の危機を迎えているギリシャではナチ系統の政党が力を持ってきているというし、そういった「経済危機=移民のせい」っていう流れがどんどん強くなると、私への風当たりも・・・・・
というのは、「人種差別」がものすごくタブー感を漂っているスウェーデン社会でも、仲間内ではイスラム圏からの移民への不満をもらすスウェーデン人にはよく出会うからです。私には心を開いてくれているのからそんな話もできるのか、日本という国のイメージがいいからかわかりませんが、宗教等が違うだけで私も同じ移民。消費税の以外の税金は納められていない若輩者です。
こういう考えをもった人はきっと多いと思うし、だからこそ、きっと私のような移民のことを快く思っていない人も絶対いると思います。ただ、私の前では言わないだけ。だからこそ今頑張らなければいけない。たとえ将来ここで暮らす事がなくても、その可能性がゼロじゃないなら今頑張らなきゃいけない。ていうのはわかってはいるんですがね。

ちなみに、膨大な難民を受入れているスウェーデンの人道支援は基本的に賛成です。だって、スウェーデンに難民としてやってきて、人生が救われたっていってる人がいるから。ちょっと昔、アメリカ軍がシュッティングゲームのように一般人を撃ちまくっている動画が出回ったことがありますが、そんな環境にいる人のことを思うと、安心して生きていける場を提供するという支援はごく当然のことのように感じた事を覚えています。

と、新年初っ端からこんな話をする必要もないのですが、今日バスに乗っていて、やたら五月蝿いアラビア語で話す男性3人組を見て、ふとこんなことを思ったのです。
もはや人の移動は不可抗力。

 そういえば新年らしく手帳を慎重。今年から、モレスキンデビューです。
何事もまずは形から!(画像はHPより

何でこの手帳がカルト的な人気があるのかずっと謎でしたが、その謎を解明すべくまずは自分が使ってみます。どんな1年になるのかな。

話は変わりまして、実はクリスマスも年越しもスウェーデンで過ごすのは初めてでした。このタイミングでカメラが壊れるというハプニングもありましたが、これからぼちぼち覚書程度に書いていこうと思います。

2012年はやりきった〜!て心から思えない年だったので、2013年は自分で自分を褒めてあげれるような、そんな1年にしたいと思います。