20 August 2017

駆け抜けた夏。

昨日土曜日、約3ヶ月弱働いたサマージョブが無事終了しました。スウェーデンでは、これまで飲食業で数年働いてきましたが、今秋から学生する前に何か新しいことに挑戦してみたくて、何気なしに受けてみた今回のSystembolagetでのサマージョブ。

終わってみれば、すっごく楽しかったです。(働き始めは落ち込んでたけど

ご存知スウェーデンの独占企業(笑)Systembolagetは、3.5%以上のアルコール飲料を一般向けに独占的に販売している会社。たくさんのワインやビールなどが陳列してある店内を、ラベルをみながらぶらぶらとするのが好きでした。(これをbotaniseraという。)

まぁただの販売スタッフの仕事だったけど、他のスタッフと話したり、お客さんとの交流、レジ打ち、品出し、陳列などなど、新しいことがたくさんでした。

よかったのは、ベクショーは観光地ではないため、夏になると住民はバカンスで街をでるので、夏の期間の店舗は客足も多くなく、ゆっくりのペースで働けたこと。なので、多くの人がバケーションから戻り、通常運転し始めた先々週ぐらいから客数がいきなり増えたのでびっくり。

このサマージョブをとおして、お酒の知識がちょっとだけ増えたのはとてもよかったけれど、一番嬉しかったことは「雇われた」こと。コネがあったわけでもなく、一からCVだして、グループ面接して、最終面接してっていう段階をふんで採用されたのは初めてのことでした。

サマージョブが決まったとき、長い付き合いの友人に「Systemetみたいに誰でもできる仕事なら〜」なんて、見下されたりもしたけれど(今思い出しても腹立つわー)、誰でもできる仕事(特別な教育や資格がいらない仕事)だからこそ、山ほど申請者がいたなかでも、スウェ語ネイティブでもない、私を選んでくれたボスには本当に感謝。(といっても、私が働き始めたらボスはがっつり3週間の休暇でいなかったけどね)

また最後には、「他のスタッフからもあなたについてポジティブな評価しか聞いてないし、あなたを雇ってよかったわ。これから私をレフェランスに使ってね」っていうありがたーいお言葉をもらえたので、それもまた大きな自信にもなりました。どうしても言葉のコンプレックスがなかなか消えなくて、、、

また、今まで個人経営のお店でしか働いた経験がなかったけれど、やっぱり大きな組織で働くのは楽だということも実感。1人ぐらい病気になっても、なんとかなるぐらいのスタッフ数で日々働いていて、それにサマージョブメンバーには2日間の新人研修付き、おなじみの制服も何もかも新品支給という、ありがたい待遇でした。休憩時間も、「また休憩?」というぐらいもらえるので、立ち仕事でもそこまで疲れることもなかったです。

一緒に働いたサマージョブのメンバー4人も23歳から35歳と幅広く(ほぼ学生さん)、別にそこまで親しくなったわけではないけど、気の合う人たちばかりでとても居心地がよかったです。

正規スタッフの人も、ちょっと怖いおばさんが1人いたぐらいで(でもその人はすぐ休暇に入ったので数週間しか一緒に働いてない)、まぁみなさん親切なこと。

みんなでfikaするときは、会話に入れないことは多々あったけれど、まぁそれにも慣れるし(笑)、そういう些細な日々の出来事から、当たり前だけど、スウェ語もまだまだだなって再認識できたのでよかったです。電話対応もビビりまくりだったけど、人間って慣れるもんだなぁ。

がっかりだったのは、スウェ人ばかりの環境で働くんだし、スウェ語も伸びるだろう〜なんて甘い期待を抱いていたけれど、そんなことはなく笑。ちゃんと机上でコツコツ勉強しなければ、私の頭ではもう語学が伸びそうもありません。でもレジ対応で、数字の発音は上手くなった気がする。おじいちゃんおばあちゃんに、47とか74が一発で通じるぐらいにはなった!(笑)

振り返りたい出来事や感情はたくさんあるけれど、もう次にいかなければ!!!

そう、明日から新学期が始まります。

ベクショーと同じスモーランド地方にある中核都市、Jönköpingで歯科衛生士プログラムを始めます。人文学部出身の私にとっては、まったく未知の分野だけど大丈夫かしら。

ベクショーからヨンショーピングまでは電車で1時間半とちょっとなので、最初は通学しようかと思っていましたが、先週に詳細な時間割をもらったところ、朝早いじゃん!コース多い!!毎日授業あるじゃん!

遠い昔の交換留学生のときの記憶から、スウェの大学は週に3日ぐらいしか授業がないイメージだったので、ベクショーから通学できるだろうと考えていましたが、このスケジュールなら難しそう。ベクショーから通うとなると毎朝4時起きになるわ、と思い急遽住居を探すことに。(これ金曜の夜の話ね?準備不足のアホ具合を笑ってください)

スウェーデンはどこも慢性的な住居不足なので、もちろん学生アパートなんて借りられるわけもなく、何気なく居候先を探していると、良さそうなところを2件ほど発見。金曜夜に2件メールをしたら、そしたら一件から翌日に返事をいただき、今日日曜日に見学にいってきました。

市街地からバスで30分ぐらいの、閑静な住宅街にある一軒家、車はボルボコンビという典型的なスウェーデン人ご夫妻のお家の一部屋を、とりあえず1ターム借りることにしました。家は綺麗だし、人も優しそうだし、なにより一緒に住んでる他の学生が歯科医の卵(いろいろ教えてもらう気満々)。本当ラッキー。

毎週末にはベクショーに戻るので、パトとは週末婚(結婚してないけど)みたいな形になるけど大丈夫かしら。ってか、他人と住むのって絶対嫌だって昔は思っていたのに、今はあまり気にならないから、人間って変わるもんですね。

どうなるかわからないけれど、とりあえず1週間頑張ろう。

ヨンショーピン、初めて来たけれど、駅の前は湖(Vättern)だし、大学はコンパクトだし、なんかもう好きな雰囲気。

誰かヨンショーピンに暮らしている人がいたら、ぜひ遊んでください。。。

カフェのポケボウル。

大学前の湖
とうとう買っちゃった。大学生の指定カバン的存在。



12 August 2017

遠くに住むこと。

今週は、心がゆさぶれる出来事があってヘトヘトでした。

火曜夜中に、大事な大事なパパさんが緊急搬送されたという日本からのメール。
そこから毎回LINEがなるたびに心臓がバクバクで、涙も止まらない。
こんな精神状態で働けるかと思ったけど、そんなんじゃいけないと心を強くもち日常業務を遂行。水曜日、すごい長かった。。。

こまめに状況を教えてくれた兄弟からのLINEにすごく助けられました。

一時は覚悟してくださいと言われた状態から、8時間に及んだ手術は成功、意識も戻り、もうリハビリに入っているそう。

と、書いたらあっという間だけれど、本当に本当に長い1週間でした。もうこんな思いはいやだ。

タイミングよく今はお盆の時期。西日本の各地にいる兄弟たちが、仕事を調整して地元に速攻で戻ってくれて、パニック状態のタータン(おばあちゃんのニックネーム)のそばにいてくれているようだし、みんなが戻ってきたのでタータンも楽しそうでよかったです。

私は長女だったので、金銭的にもその他いろいろとワガママもあまり言えなくて、小さい頃は、兄弟が多くていやだなぁとよく思っていたけれど、当時周囲の大人たちが「大人になったら兄弟の良さがわかるよ」と、よく言っていたように、今になって本当に兄弟いて良かったなぁと思います。

幸せとか楽しみとか、そういうのじゃなくて、いろんな辛さや重さを分散できる気がします。

はやく元気になってくれますように。

海外に住むことは、昔に比べてそこまで特別でもなくなりました。
格安航空券なら、新幹線代ぐらいで帰れたりするし、便も増えた。
でも絶対的に変わらないのは距離。

韓国や中国といったところなら、数時間で戻れるけれど、スウェからだと10時間以上はかかる。そうなると、一泊二日で帰れるものじゃないので、仕事や学校も数日休まなければならない。

休みをもらうことが問題ではなくて、(いや、職場には迷惑をかけるけど、まーそれはおいといて)今回感じたのは、「選択の難しさ」。

どこまで帰国してよくて、どこまで諦めるべきか。

今もし私が無職で学校もなく、時間がある状態だったら、今回の件では絶対帰国していました。飛行機代が高かろうが絶対帰ってました。

でも、今週と来週はがっつりシフトに入っていて、それを丸投げして「(本当の親じゃないけど)育ての親が危篤なので帰ります!」とボスにいうのをちょっとためらった。

何かあるたびに毎回帰っていたらキリがない、と思う。
もちろん帰れる状態であることに越したことはないけれど、遠くに住む以上、一線を引かないといけないこともあるような気がして。

だから去年、高校時代からずっとずっと仲良くしてくれた友人の結婚式の参列を見送った。これは諦めるべきじゃないかと判断して。でもそれは今でもちょっと後悔している涙

物理的に帰国できない状況だったら諦めもつくけれど、帰国できるお金はある、仕事休めば時間もなんとかできる、という状況で、どこまで緊急帰国を自分に許し、また帰国を諦めればいいのか、判断や選択がすごく難しいなと感じたのでした。

秋の予定がわかったら、1週間でも帰れたらいいなぁ。

09 August 2017

ことりっぷ。〜友人宅inクングスバッカ〜

先週末、昔の友人が暮らすクングスバッカのほうへ遊びに行ってきました。ヨーテボリの南側、西海岸沿いの街です。(今年の夏だけで西海岸3回目。どれだけ。。。)

友人夫婦の新居は、ちょっとした森の中にあり、それはそれは長閑な場所でした。静かで自然がたくさん!

天気もよく、本当にゆっくりできた〜


スウェーデンの田舎の方では、今でも無人販売所があります。

友人夫婦が暮らす地域には、農家直産の野菜や卵を売っている無人販売所が数店舗あったり、畜産農家直産のお肉屋さんがあったりと、地産地消がまだ活発で素敵だなと思いました。

またお家の広い敷地内には、温室やちょっとした畑もあり、きゅうりや豆、いちごなど、いろんな食材を栽培していました。すごいな!

bifftomatoという種類のトマト。

どっちかがkörsbärstomatoでどっちかが別の種類のトマト。(覚えてない)

夕ご飯は、バーベキュー!
地元畜産農家から直接購入した、スウェーデン産のスペアリブとか豚肩ロースをがっつりいただきました!美味しかったー食べ過ぎたわ。


スペアリブ、いいですね。ソースのレシピをもらったので、今度は我が家でもやってみよう。

また、ビール好きな旦那さんには、ベクショーからちょっとした地ビールを。そしたら、ヨーテボリ地方の地ビールをたくさん準備してくれていたので、その日はビールナイトになりました。

一部。

面白かったのが、なんでも自分で作るのが好きなこの夫婦は、ラズベリーとエルダーフラワーでスパークリングを作っていること。


味見させてもらったけど、とっても美味しくて、これはぜひ来年挑戦してみたい。エルダーフラワーには、天然のイースト菌があり、それによって醗酵するんだとか。ほほぉ。

翌日は、近場の丘を散策し、ランチにこれまた地元産牛肉100%のパテで作ったハンバーガー。サラダもトマトも、きゅうりのピクルスも自家栽培という贅沢極まりない一品!

とってもとっても美味しいハンバーガーでした。


また、敷地内ではたくさんのベリーをみかけました。

熊のベリーこと、björnbär。大きい!
すぐり。Kursbär

röda vinbär。酸味の強い赤すぐり。
 また、ちょっと時期が早かったけど、plommon(プラム)も収穫。


持って帰ってーっていう言葉に甘えて、たくさんお土産をもらいました。

ベリーやプラムに加えて、ピーマンや春菊ももらったよー
ベリーどっさり!


おすそ分けしてもらったピーマンは即日チンジャオロースに。まだ肉を食うのか。。。
 そして、もらったすぐりはペクチンが豊富とのことでジャムにしてみました。まだ味見してないけど、美味しいといいな。

あとはプラムと赤すぐり、どうしようかな。。。

素敵な夏の思い出、ありがとうございました。すっごく自然とご馳走を満喫できた週末でした。やっぱりこういう体験すると、庭のある一軒家いいなぁとも思う。。。


03 August 2017

望郷の念。

先日素敵なお誘いをうけ、スモーランド地方在住者みんなのあこがれの島、Öland在住のヨハンセンさんに会う機会がありました。彼女のブログ(スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記)には、プラム酒だったり、ひよこ豆豆腐だったり、いろんなレシピもさることながら、スウェーデンで楽しく生きる秘訣がたくさん書いてあります。楽しかった!

その日、偶然市内でやってたマイア・ヒラサワさんの野外コンサートにも行ってきました。写真を取り損なったんですが、夏の夜に、湖の近くの公園で声高々に歌い上げる彼女に、裸足で芝生を走り回る子どもがいたり、後ろの方でのんびりシートに座ってきいてる老夫婦だったり、ほっこりするような野外コンサートでした。

もっとベクショーが催してる文化活動に参加しよう。。。

まさかの大遅刻というハプニング(参考)もあったけど、素敵な夏の思い出ができました。


私がマイア・ヒラサワさんを知ったのは、九州新幹線のCM曲、BOOM!がきっかけです。
これ、めっちゃ良いCMですよね。

祝!九州 九州新幹線全線開CM180秒


九州新幹線には、個人的に小さな思い入れがあります。

私たち兄弟は、それこそ生まれた時から、仕事が忙しかった共働きの両親に代わって、両親の知り合いの老夫婦のお世話にめっちゃなっていました。学校から老夫婦の家に帰り、宿題をしたり夕ご飯を食べて、仕事が終わった両親が迎えにくるのを待つ、という生活を、私と兄は校区の関係で中学にあがるまで、弟たちは高校卒業するまで続けていました。

というか、弟たちは下宿状態で、週末にしか実家には帰ってきませんでした。

シッターさんという言葉があるけれど、それよりも祖父母の家にお世話になっていた感じです。スウェーデンにも、dagmammaという名前があるけれど、それに近いかな。

私たちにとって、この二人は第二の両親。

そのパパさんは、九州・鹿児島の生まれです。

私や兄が小学校低学年の頃は、夫婦が鹿児島へ自家用車で帰省するのに同行させてもらい、九州旅行を毎年のようにしていました。

でも、いつしか時はながれ、もうパパさんは体力的にも長距離の運転は難しくなり、乗り物酔いしやすいママさんが、九州までの長旅を電車で行うのは厳しい。またパパさんも一度大きな病気をして、足が弱くなったことも重なり、たぶん10年以上鹿児島に帰省できてなかったと思います。

それが、2011年に九州新幹線が全線開通したことをきっかけに、鹿児島への帰省が再度実現できたのです。

それもちょうど、高齢のパパさんの唯一存命だったお兄さんが亡くなる直前に。。。

だって、岡山から鹿児島まで、乗り換えなしで3時間半でつくんですよ。
それが、足腰の弱った年老いた2人にとってどれだけ大きなことか。

私は、その10年越しの鹿児島帰省の時には残念ながら同行できなかったけれど、翌日2人にあったとき、それはそれは嬉しそうに、写真を見せてくれた2人の顔が忘れられません。

なかなかお墓参りができないからと、先祖代々のお墓の写真を居間に飾っている2人。そんな2人が、最後にお兄さんに会いに行けたこと、10年ぶりにお墓参りできたこと、言葉に表せないような2人の「望郷の念」を叶えさせたくれた、九州新幹線(を計画してくれた偉い方々と施工してくれた現場の方々)に感謝の気持ちでいっぱいです。

私にとって、九州新幹線の開通は「わー!旅行しやすくなるー!」程度のものだけど、2人にとっては、生まれた故郷に帰省できる唯一の手段になるんです。

技術の進歩、経済発展ってすごい。
九州新幹線ありがとう。

マイア・ヒラサワさんの歌を聞きながら、ふと2人のことを考えた夏の夜でした。あと何回会えるかな。また一緒に鹿児島いきたいな。

あれから一度、私と弟で帰省に同行。 

芋焼酎・一どん!とろんっていしててすごい美味しい。
 知覧にもいきました。満開の桜。

01 August 2017

夏飯。

初夏から夏にかけての我が家の夕ご飯を一気にご紹介。写真もりもりです。
我が家の献立をインスタで写真記録してます。飯友募集中!

7月はパトがセメスターだったので、夕ご飯はパトが担当。
そういう日はパスタ率がぐぐんっとあがります。

スモークサーモンのクリームパスタ。

ズッキーニ、ナスの夏野菜トマトソースパスタ。

森で収穫したあんず茸(カンタレッラ)のクリームパスタ。旨味爆発!

エビのクリームパスタ。自家栽培の紫蘇を山ほど!(ってかクリームパスタ率高すぎ)

ジェノベーゼソースにカリカリに焼いたハルミをあわせて。

パスタじゃない日はピザ。出来合いのピザキットにモッツァレラと生ハムのせて。

あとパト飯は基本がっつり肉系。
普段は冷凍食品は買わないけれど、この三角のポテトフライみたいなFelixのRöstiめちゃくちゃ美味しいです。

なんかの魚のフライ。

スペアリブ。

私が作るときは、基本日本の定番メニュー。

新キャベツで回鍋肉。

おなじみ麻婆豆腐。

初挑戦のキーマカレー。

それと簡単にシュリンプサンドイッチ。

白菜のロールキャベツ、トマト煮。

テリヤキチキン!

豚しゃぶサラダ。ゴマだれドレッシング!

そして今日は、人生で初めて角煮もどきを作ってみる。豚バラ(sidfläsk)が近所のスーパーになかったので、肩ロース(fläskkarre)で。
あと、最近セロリ炒めがすごい好き。

いろいろレパートリー増やしたいなぁ。


31 July 2017

30にして立つ。

先週、いよいよ大台にのりました。

30歳!!!!

30歳って(゚Д゚)!!すごい大人!!超大人!!笑

まさか30になった時の自分が、スウェーデンでスウェーデン人と暮らしてるなんて!

ましてや、酒屋で働いてて、これからまた学生をするなんて20歳の頃の自分が想像できていたでしょうか。

いや、でもハタチの頃の自分は、30歳の頃の自分がどうなっているかだなんて、これっぽっちも考えてなかったな。自分の未来が全く描けずにいた、スレた学生でした。

この前更新した10年期限のパスポート、20歳になりたての10年前の7月に作りました。(10年パスポートは20歳からなので、20歳になった日に申請しました)



その出来立てのパスポートをもって、ゼミの仲間で訪れたタイ。バンコクのスラム街から風俗通りを歩き、そこで支援活動を行なっている団体を訪問し、またタイ北部の農村でファームスティをしたり、カンチャナブリのほうにも行きました。バンコク市内やタイ南北の半端ない貧富の差を目の当たりにし、そこから一気に私は左に傾いた学生になりました。(だからスウェーデンに惹かれたというのもある)

タイではタクシーにぼられ、宿泊したホテルで火事にあい、夜行列車では一睡もできず、パクチー恐怖症になり、、、波乱万丈だったけど、それがこの10年パスポートのスタートでした。

それからもマレーシアとカンボジアを女友達と旅したり、スウェーデンに留学し、北欧諸国や、アイルランド、スペイン、中欧方面をまわったり、日本に帰国してからも、スウェーデンに再訪、短かった社会人時代は上海へ、そしてまたスウェーデンに戻ったのが25歳の頃。

それから紆余曲折した日々だったけれど、毎年日本に帰省できて、(パスポート必要ないけれど)いろんな欧州各国へ旅行しました。

このパスポートを持って空港にいる時にはいつも、「このパスポートが切れる頃には30歳かー」と思っていたけれど、それがついに!

そのパスポートに別れを告げた今夏。

明るく染めた髪の毛、日焼けした顔、まるで田舎のヤンキーのようだったハタチの頃の証明写真ともお別れです。(実は毎回空港で提示するのが恥ずかしかった)

孔子は「30にして立つ」という言葉を残しました。
私は何かを極めたり、成し遂げたりしたこともなければ、確立した強いポリシーなどないけれど、それでもこの歳になって精神的に生きやすくなったなぁと思います。

自分の価値観、何に重きをおくか、どう生きていきたいか、自分の好きなものは何か、何がしたいのかというのが、もちろんぶれたりもするけれど、そこまで周囲(や社会)に流されなくなったかな、とは思います。その点では「自律」できつつあるのかな。

また、なんとなく20代後半の頃には漠然とした焦りみたいなのがあったような気がするけれど、今30になると思うと、何かリセットされたような感じがします。

なんのことやらだけれど。

でも、周囲の年上の友人方はみな口を揃えて「30代、めっちゃ楽しかった!」って言ってるので、これからの10年楽しみです。

家族と自分が、健康で幸せな日々をこれからも過ごせますように。

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さてさて、そんなバースディウィーケンドは、パトリック・プレゼンツによるミステリーツアーでお祝いしてもらいました。

あのパトが!サプライズ満載のミステリーツアーですって!!

(でも自分からミステリーツアーにしてってお願いしたけどね笑)

まず驚いたのが、レンタカーを借りていたこと。

内緒でレンタカーを借りて迎えに来るなんてって、高田くんかッ!(わかる人は同世代)

仕事終わりの私をレンタカーで迎えにきたかと思ったら、そこから西方面にドライブ。
何がすごいって、彼は免許取り立ての超初心者ですからね?助手席に座る私もハラハラですよ。

初自家用車(レンタカーだけど)でEuropaväg。
やたらキャンピングカーが多くて、ボルボのコンビが多くて、小動物がめっちゃ死んでました。
常に右側キープ笑

到着したのは、ファルケンベリ。ビーチと鷲のマークのビールFalconが有名な街。
ビーチから車で10分ぐらいにあるサマーハウスを借りていてくれました。


彼曰く、「すごいスウェーデンのバケーションっぽい雰囲気」だそうです。


あとは海にいったり。残念ながら寒くて泳げなかったけどね。スウェーデンの海はどこも遠浅(långgrund)でいいですね。泳ぎたかったなぁ。


あとは、Varbergにいったり、その近くにある有名なカフェに行ったり。



ここは裸で泳げる施設らしい? 


事故なく帰れてよかった笑

パトは計画することは基本苦手なタイプだろうに、いろいろと考えてくれたのが嬉しかったです。それにしても車でドライブして、西海岸で一泊なんて、うちらも大人になったなぁ笑





25 July 2017

歯医者通いとそのお値段。

春先から地味ーーーーに通っていた歯医者通いがおわりました。

来月でスウェーデン在住5年にもなりますが、実はこちらで歯医者に通ったことが今までありませんでした。

日本に帰省するたびに近所の歯科医で定期検診をうける、というスタイルで通してきたんですが、年末年始に日本帰省するようになると、なんとびっくり、歯科医の予約がとれない!歯医者ブームなのか?なんであんなに予約取れないんでしょう?電話すら繋がりにくい状況です。

なのでここ2年以上検診してなかったのもあって、ずっと気になっていました。

でもスウェーデンで予約取るのとかめんどくさい〜と後回しにしていたある日。

なんだか体調がすぐれなかった時に辛ラーメンを食べたら、いきなり歯茎がぷっくりはれました。ちょっと親知らずも生えてきてることだし、このまま悪くなりそうな予感、、これは歯医者にいけ、ということかと思い近所の公立歯科医院(Folktandvården)にネット予約。

幸運なことに、近所の公立歯科医院はオープンしてからまだ日が浅く、患者が少ないのか翌日にあっさり予約をとることができました。(救急にしたからかな。)

その日は、せっかく歯科医に診てもらいましたが結局原因わからず。親知らずは問題なさそうだし、歯茎の腫れは疲れが原因じゃない?という診断結果。

レントゲンをとってもらい、診察料は430kr。(高いのか安いのかわからん)

これを機に、次回は衛生士さんによる検診(basundersökning)を予約。
これも予約はすぐとれました。

その検診のお会計は、

衛生士による検診費が、640kr
ケア(Behandling av parodontal sjukdom eller periimplantit, mindre omfattning enklareってレシートに記載されている)170kr

(レントゲンは、緊急でいったときに撮ってもらってデータがあったので、検診ではレントゲン撮らず)

で、そこから、Allmänt tandvårdsbidrag ってやつで 300krの割引。それが去年の分を繰越で使用できて、計600kr割り引かれていました。

なので合計支払額は、640+170−(300×2)で210krでした。

そこで発見された虫歯!

なので、次の歯医者の予約をすることに。

そしたら緊急性のある虫歯ではないということで、予約は2ヶ月後!

2ヶ月後の予定なんて忘れるわ!なんて思ってたけど、前日に「明日〇〇時にきてくださいね」ってSMSがきます。

そこから3ヶ月の間で3回通いました。

支払った合計は、

1回目(5月)、1,150kr(fyllning av två ytor på molar eller premolar)。
2回目(6月)、1,580kr(fyllning av tre ytor på molar eller premolar)。
3回目(7月)、395kr(fyllning av två ytor på framtand eller hörntand)

え、虫歯ありすぎじゃない。。。恥
これから歯科衛生士になろうとしてんのに大丈夫かしら。

3回目でいきなり安くなったのでびっくりしましたが、初診日から一年間のうちに支払った総額が、3,000kr以上になると、それ以上は半額になるそうです。
しかも、Allmänt tandvårdsbidragは毎年7月にリセットされるので、7月になった3回目の受診日には、新年度分のAllmänt tandvårdsbidrag の150krが割り引かれていました。

なぜ300krではなく、150krかというと、私は今年ちょうど30歳になるのです!

どういうことかというと、22歳から29歳までは毎年300krの手当。30歳から64歳までは毎年150krの手当。65歳以上は300krと。。。(参考

ややこしいけど、受付の人に保険の仕組みをきいたら丁寧に答えてくれました。

スウェーデンの歯科医は高い高いというけれど、(まぁ確かに高いけれど)一気に数千クローナ払うのではなく、毎月1,000krぐらいの出費だったので、まぁ許容範囲かな。神経とかやっちゃってる虫歯ならもっと高くなるのかな。

なにより、予約の時間からすべて1時間未満で終わるのがいい。椅子に座らされて、先生待ちーみたいな待ち時間がない。

3回とも同じ先生だったのも安心感があってよかったです。

でももう虫歯にならないように、電動歯ブラシとフロスとフッ素でめっちゃケアしてます。職場にもフッ素持っていってるし。

私はこんなに意識しているのに、歯磨きは朝夜だけ、フッ素もフロスも使用してないパトなんて虫歯ゼロ。彼の歯並びの良さか、唾液の殺菌力が高いのか。。。不公平だなぁと思います。

次の検診は3月。
デンタルケア頑張るぞー。


今回の歯医者通い(Folktandvården)で感じたカルチャーショック。

  • 歯科医も歯科衛生士も歯科助手も女性ばかり
  • すべて個室で診察・治療
  • レントゲンを椅子に座ったまま撮る
  • 治療についての説明が極小。(自分から聞かないと何も教えてくれない)
  • 麻酔するか聞かれる。(虫歯が小さかったので麻酔なしでもいけたそうだけど、私は痛みに弱いので麻酔は毎回してもらった)

こんぐらい。。。?
スウェーデンのFolktandvårdenは当たり外れがあるそうなので、ここ(というか歯科医)は当たりだったのかな。